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2018年  
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大阪府北部で大地震

−阪神・淡路を再現する怖さが


6月18日の朝7時58分、大阪府北部の高槻・茨木・箕面・枚方・豊中市などを震源とした、マグニチュード6.1の大きな地震が発生しました。

週明けの通勤・通学の時間帯と重なり、登校中の小学生が学校のブロック塀の下敷きになって亡くなるなど、各地で被害を広げています。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

私は前日、全信労OB会総会に参加し、出雲市から大阪に戻る途中でした。

1995年の阪神・淡路大震災の7.3よりは小さいものでしたが、家族の話では、「数秒とはいえ、突然下から突き上げられる揺れは、あの時を再現する怖さ」だったようです。

何より交通機関が一斉にストップし、一日中、駅前にはタクシーを待つ長い列も含め、人であふれかえりました。

私も岡山駅で3時間以上待たされ、夕方、新幹線で何とか新大阪駅にたどり着くことができましたが、新大阪から動いている在来線や私鉄などが全くなかったので、途方に暮れてしまいました。

自宅はお皿が数枚割れ、花びんが倒れた程度でしたが、翌朝、西日本事務所に出勤した時の状況は写真のとおり、ゴミ屋敷さながらのありさまでした。

わかっているだけで、2千もの活断層がある日本で、オリンピック、カジノIR、万博などに莫大な金を投入していて、果たして被災者のためになるのか、強い疑問と怒りを覚えました。

全国の多くの皆さんから、被害を心配するメール、電話などをいただきまして、本当にありがとうございました。(金融労連書記長・田畑俊郎)


大阪北部地震

書類などが散乱する西日本事務所




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