全国金融共闘統一行動

11月12日、全国金融共闘統一行動が取り組まれ、財務省前早朝宣伝、八千代銀行本社前などでの抗議・宣伝行動、金融庁への要請行動が行われ、金融労連からは40人を超える仲間が参加しました。

早朝宣伝後、錦糸町「すみだ商業会館」で意思統一集会を行い、続いて八千代銀行本社前などで抗議行動に取り組みました。

八千代銀行本社前では、きらやか銀行労組・鈴木委員長が連帯あいさつ、「バカヤロー！お前なんか辞めちまえ！など、どなり声を毎日のように部下に浴びせる支店長と、それをかばう経営は許せない。

地域金融機関としてふさわしい明るく働きやすい職場にするため、パワハラの事実を認め、一刻も早く中野さんを職場に戻せ」と力強く訴えました。

金融労連独自の行動として、第二地方銀行協会・全国信用金庫協会・全国信用金庫同友会の各業界団体に対して、職場におけるパワハラの撲滅、年末に向けての労働強化反対、中小企業への金融円滑化などの申し入れを行いました。

第二地銀協では、要請に対し、「現在の中小企業の厳しい状況を考えると、金融円滑化法や緊急保証制度の延長や代替措置がとられると思うが、実体経済の改善など、出口戦略が大切」との考えを示しました。

全信協・信金同友会では、要請事項の他、島根中央信金での再雇用拒否、メール便の1人運行の問題、城南での早朝から深夜まで相変わらずの長時間過密労働が続いていることを指摘、協会として改善指導するよう求めました。

また、職場ではパワハラによるメンタル不全が急増しており、改善に向けて業界として努力するように要請。さらに、年末年始の労働強化についても、少ない人数の中、年末に向け労働者が頑張っており、この要請の主旨を理解して周知・啓蒙するように要請しました。

第二地方銀行協会要請書(PDF)

全国信用金庫協会要請書(PDF)

全国信用金庫同友会要請書(PDF)